手作業による切り揃え工程を自動化
手作業による切り揃え工程を
自動化
樹脂軸のカット作業の自動化と人手不足を解消

課題
仕入先から入荷してくる定尺の樹脂パイプを、自社製品に組み込まれているメーカー様ですが、製品ごとにサイズを細かく切り揃える必要(カット工程)がありました。
これまではパート従業員さんが手作業でカットされていましたが、その数は1日あたり5,000本程度にものぼり、午前中だけで腕が上がらなくなるほどの状況に直面していました。
このため、この工程を自動化させたいという課題がありました。
抱えていた主な課題と要望
- 身体への負担1日5,000本ものカット作業を行うため、「午前中だけで腕が上がらなくなる」ほどの重労働となっていた。
- 人手で行っていた樹脂軸のカット作業を
自動化したい作業者の負担を軽減し、誰でも安全かつ効率的に作業ができるよう、この「切り揃え工程」を自動化したい。
改善事例
手作業を廃止するため、ワーク(樹脂パイプ)をセットするだけで、指定サイズへ連続自動カットを行う自動カット機を製作しました。
具体的な改善策と仕組み
- 大容量ストッカーへの一括セット長尺・定尺の樹脂パイプをストッカーへ大量にまとめてセットできる構造を製作。作業者がつきっきりになる必要を無くしました。
- 1本ずつの自動供給&高精度連続カットストッカーからパイプを1本ずつ自動で切り出し、必要な寸法へ正確に連続カットしていく機構を搭載しました。
- ストッカー連動による自動運転ストッカー内のワークが無くなるまで機械が自動で作業を継続するため、投入後は完全にノンストップかつ無人で処理が行われます。
導入後の効果・メリット
- 作業負担の圧倒的な軽減毎日5,000本手作業で切っていた重労働が「機械にセットするだけ」になり、作業者の身体的負担を激減させました。
- 労働環境の改善と人手不足の解消現場の作業環境が劇的にクリーンかつ快適になったことで、作業負担が軽減。さらに、浮いた人員を別工程へ配置転換(適正配置)できるようになり、人手不足が解消へと繋がりました。
よくあるご質問
- 改善提案を依頼する際、最初にどのような情報を伝えればよいですか?
- まずは「最終的にどうしたいか」という目的をお知らせください。
生産性向上、品質安定、人員削減、安全性向上など、ゴールが明確なほどより最適な提案が可能になります。
- 設備導入や自動化を検討する際、目的やゴールはどの程度明確にしておくべきですか?
- “現状の課題”と“改善後にどうなっていたいか”が分かるレベルで十分です。
タクト短縮、作業者負荷の軽減、不良削減など、方向性が分かれば設計思想に反映できます。
- 改善提案を依頼する際、現在のタクトタイムや希望する処理能力は必要ですか?
- はい、非常に重要です。
現状タクトと目標タクトを共有いただくことで、必要な機構・台数・自動化レベルが決まります。
- どの程度の生産量やサイクルタイムを想定して提案してもらえますか?
- 年間生産量、1日の処理数、ピーク時のタクトなどを教えていただければ、最適な能力設計が可能です。
- 概算見積を依頼する場合、予算感は事前に伝えたほうが良いですか?
- はい。
過剰仕様や不足仕様を避けるため、あらかじめご予算帯の共有をお願いしています。
初回見積りは想定より高くなることが多いため、機能・タクトタイム・品種の絞り込みを段階的に調整しながら、ご予算内で実現できる最適な構成をご提案します。
- 費用対効果を考慮した提案をしてもらうには、どのような情報が必要ですか?
- 現状の人件費、作業人数、稼働時間、改善後に期待する効果などを教えていただけると、ROIを踏まえた提案が可能です。
※ROI (%)} = 利益 (売上-コスト)÷投資額×100
- 設備を設置するスペースやレイアウト情報はどこまで必要ですか?
- 設置予定エリアの寸法、柱・通路・天井高、周辺設備の位置などを共有いただけるとスムーズです。図面があればより正確に検討できます。
- 現場の寸法や搬入経路は事前に伝える必要がありますか?
- はい。
まず何階に設置するのか、そして搬入経路の幅・高さ、段差、エレベーターの有無などは、設備サイズの設計に直結します。
- 設備導入時に必要な安全基準や社内ルールは共有したほうが良いですか?
- 必ず共有をお願いします。
貴社の安全基準(安全柵、非常停止、インターロック等)に合わせて設計します。
- 改善設備の導入までにどれくらいの期間が必要ですか?
- 内容によりますが、卓上サイズレベルでも仕様確定後2〜4ヶ月 が目安です。
規模が大きい場合や開発(チャレンジ)要素の強い設備では年単位という事もございます。
また協力工場側の受注状況にも左右される為、都度ご相談となります。
- 希望納期がある場合、どのタイミングで伝えるべきですか?
- 初回相談時にお知らせいただくのがベストです。
納期に合わせて設計・製作スケジュールを調整します。
- ワーク(製品)のサイズや重量はどの程度詳しく伝える必要がありますか?
- ワーク図面と現物をお借りできれば大丈夫です。
- 複数品種がある場合、どこまで情報を共有すればよいですか?
- 同様にワーク図面と現物をお借りできれば大丈夫です。
設計する自動機上での品種切替方法もご希望に合わせて設計します。
- サンプルワークの貸し出しは必要ですか?
- テスト運転用にサンプルワークは必須です。
設備内容によりますが、一定時間のテスト運転が可能なレベルの量が必要です。 再利用可能であればサンプルワークを使い廻しますが、初物でしか現象が発生しないトラブルもありますので、多ければ多い程助かります。
- 独立したオフライン設備だけでなく、既存ラインに組み込むインライン対応も相談できますか?
- もちろん可能です。
現場の状況や生産方式に応じて、最適な方式をご提案します。
- インライン化を検討する場合、既存設備の情報は必要ですか?
- はい。
既存設備のタクト、信号仕様、レイアウト、制御方式などの情報が必要ですので、現地調査をさせて頂きます。
- 作業者がセット・排出に関わる場合、どのような情報が必要ですか?
- 作業者の人数、作業内容、作業姿勢、作業高さ、手の届く範囲などを教えてください。
人間工学的に無理のない設計を行います。
- 作業者の作業高さや姿勢は提案に影響しますか?
- 大きく影響します。
作業負荷を軽減し、安全に作業できる高さ・姿勢を前提に設計します。
- どの地域まで現地調査や導入対応をお願いできますか?
- 近畿2府4県に対応しています。
あまり遠方となりますとアフターフォロー面でご迷惑をお掛けしてしまうのでご理解ください。