目視で防げない誤出荷を削減 | 株式会社コントロールズ機器

目視で防げない誤出荷を削減

目視で防げない誤出荷を
削減

類似形状製品の混入・誤出荷を削減する
画像測定の改善事例

業種 物流
目的 目視では見分けがつきにくい類似形状製品の選別
目視では見分けがつきにくい類似形状製品の選別

課題

軸穴加工済みの自社製品を「抜き取り検査」で出荷されているメーカー様では、外観が同一形状でありながら「軸穴の径だけが異なる」パターンが多く、稀に異径軸穴品が混入する出荷ミス(誤納品)が発生。このヒューマンエラーを防ぎたいとのこと。

例えば、目視だけで「軸穴のφ10とφ8の違い」を見分けるのは困難。さらに現場では、「正しいモノが来ているはずだ」というバイアス(思い込み)が働くため、人の目によるチェックには限界がありました。
デジタルの力で全数検査化し、ついでに軸穴の公差判定とキー溝加工の精度も同時に確認できると尚良し。

抱えていた主な課題と要望

  • 抜き取り検査のリスク全数保証ができないため、稀に発生する異径品の混入(出荷ミス)を水際で防ぎきれない。
  • 思い込みの影響「正しいはず」という思い込みにより、微細なサイズ違いの見落としが発生する。
  • 検査項目の拡張性デジタルの力で全数検査化すると同時に、「軸穴の公差判定」や「キー溝加工の精度(幅・深さ)」も同時に確認し、品質保証体制を強化したい。

改善事例

手作業と目視によるリスクを排除するため、製品を置くだけで瞬時に軸穴検査(軸穴径・キー幅・キー深さ)を測定できる「画像測定装置」を設計・製作しました。

検査結果はソフト上で新JIS規格と照合可能でOK・NGは結果表示画面に色分け表示する事で判断を容易にした。尚且つ検査結果はプリンターからシールで出力されるので、簡易検査証として製品に添付して出荷する事が可能となった。
これにより全数検査の実現・誤納品の削減・エビデンス強化につながった。

具体的な改善策と仕組み

  • 置くだけ検査可能製品をセットするだけで、「軸穴径」「キー幅」「キー深さ」の3項目を瞬時測定するシステムを構築。全数検査が可能になりました。
  • 新JIS規格との自動照合&色分け表示測定データは、ソフト上で新JIS規格(公差など)と自動で照合されます。OK・NGの判定結果は画面上に分かりやすく「色分け表示」されるため、作業者の熟練度を問わず、一目で確実な合否判定(ポカよけ)が行えるようにしました。
  • 簡易検査証の「シール出力」による
    エビデンス強化
    検査結果はその場でプリンターから「シール形式」で自動出力されます。これを「簡易検査証」として製品に添付して出荷できる運用フローを確立しました。

導入後の効果・メリット

  • 全数検査の完全自動化抜き取り検査から「全数検査」へと移行し、異径品の出荷ミスを完全にゼロ化しました。
  • 検査判定の容易化・標準化新JIS規格との照合と色分け画面表示により、判定のブレやバイアスを完全にシャットアウト。
  • エビデンスの強化と信頼性向上実測値に基づく簡易検査証シールを添付することで、出荷先に対する品質保証のエビデンスとなり、顧客満足度が向上しました。

よくあるご質問

改善提案を依頼する際、最初にどのような情報を伝えればよいですか?
まずは「最終的にどうしたいか」という目的をお知らせください。
生産性向上、品質安定、人員削減、安全性向上など、ゴールが明確なほどより最適な提案が可能になります。
設備導入や自動化を検討する際、目的やゴールはどの程度明確にしておくべきですか?
“現状の課題”と“改善後にどうなっていたいか”が分かるレベルで十分です。
タクト短縮、作業者負荷の軽減、不良削減など、方向性が分かれば設計思想に反映できます。
改善提案を依頼する際、現在のタクトタイムや希望する処理能力は必要ですか?
はい、非常に重要です。
現状タクトと目標タクトを共有いただくことで、必要な機構・台数・自動化レベルが決まります。
どの程度の生産量やサイクルタイムを想定して提案してもらえますか
年間生産量、1日の処理数、ピーク時のタクトなどを教えていただければ、最適な能力設計が可能です。
概算見積を依頼する場合、予算感は事前に伝えたほうが良いですか
はい。
過剰仕様や不足仕様を避けるため、あらかじめご予算帯の共有をお願いしています。
初回見積りは想定より高くなることが多いため、機能・タクトタイム・品種の絞り込みを段階的に調整しながら、ご予算内で実現できる最適な構成をご提案します。
費用対効果を考慮した提案をしてもらうには、どのような情報が必要ですか?
現状の人件費、作業人数、稼働時間、改善後に期待する効果などを教えていただけると、ROIを踏まえた提案が可能です。
※ROI (%)} = 利益 (売上-コスト)÷投資額×100
設備を設置するスペースやレイアウト情報はどこまで必要ですか?
設置予定エリアの寸法、柱・通路・天井高、周辺設備の位置などを共有いただけるとスムーズです。図面があればより正確に検討できます。
現場の寸法や搬入経路は事前に伝える必要がありますか?
はい。
まず何階に設置するのか、そして搬入経路の幅・高さ、段差、エレベーターの有無などは、設備サイズの設計に直結します。
設備導入時に必要な安全基準や社内ルールは共有したほうが良いですか?
必ず共有をお願いします。
貴社の安全基準(安全柵、非常停止、インターロック等)に合わせて設計します。
改善設備の導入までにどれくらいの期間が必要ですか?
内容によりますが、卓上サイズレベルでも仕様確定後2〜4ヶ月 が目安です。
規模が大きい場合や開発(チャレンジ)要素の強い設備では年単位という事もございます。
また協力工場側の受注状況にも左右される為、都度ご相談となります。
希望納期がある場合、どのタイミングで伝えるべきですか?
初回相談時にお知らせいただくのがベストです。
納期に合わせて設計・製作スケジュールを調整します。
ワーク(製品)のサイズや重量はどの程度詳しく伝える必要がありますか?
ワーク図面と現物をお借りできれば大丈夫です。
複数品種がある場合、どこまで情報を共有すればよいですか?
同様にワーク図面と現物をお借りできれば大丈夫です。
設計する自動機上での品種切替方法もご希望に合わせて設計します。
サンプルワークの貸し出しは必要ですか?
テスト運転用にサンプルワークは必須です。
設備内容によりますが、一定時間のテスト運転が可能なレベルの量が必要です。 再利用可能であればサンプルワークを使い廻しますが、初物でしか現象が発生しないトラブルもありますので、多ければ多い程助かります。
独立したオフライン設備だけでなく、既存ラインに組み込むインライン対応も相談できますか?
もちろん可能です。
現場の状況や生産方式に応じて、最適な方式をご提案します。
インライン化を検討する場合、既存設備の情報は必要ですか?
はい。
既存設備のタクト、信号仕様、レイアウト、制御方式などの情報が必要ですので、現地調査をさせて頂きます。
作業者がセット・排出に関わる場合、どのような情報が必要ですか?
作業者の人数、作業内容、作業姿勢、作業高さ、手の届く範囲などを教えてください。
人間工学的に無理のない設計を行います。
作業者の作業高さや姿勢は提案に影響しますか?
大きく影響します。
作業負荷を軽減し、安全に作業できる高さ・姿勢を前提に設計します。
どの地域まで現地調査や導入対応をお願いできますか?
近畿2府4県に対応しています。
あまり遠方となりますとアフターフォロー面でご迷惑をお掛けしてしまうのでご理解ください。
お問合せお問合せ
ページトップ